医療・介護用食品TOP > やさしい介護食レシピコンテスト


今回のレシピコンテストは、学生の方が高齢者の食事を一生懸命考えるよい機会となったのではないかと思います。食材も入手しやすいもので作られていたり、我々が思いつかないようなアイデアがあったりと、よく考えられていたと思います。
その一方で、食材が偏っていたり、調理が複雑等、現実的ではないレシピもあり、高齢者の咀嚼力等を考慮しないでレシピを考案されている印象も受けました。学生のみなさんにはもっと、在宅で暮す高齢者を知っていただきたいと思います。高齢者だからこういう食事とイメージするのではなく、高齢者がどのようなものを好んで食べるのか、どのようなものを購入するのかを、スーパーや惣菜売り場で観察していただくと、日々のメニューの幅も広がるのではないかと思います。
今回のレシピコンテストを機に、学生のみなさんには、これから更に、高齢者の食事についてよく考えていただき、将来に向けて頑張っていただきたいと思います。
その一方で、食材が偏っていたり、調理が複雑等、現実的ではないレシピもあり、高齢者の咀嚼力等を考慮しないでレシピを考案されている印象も受けました。学生のみなさんにはもっと、在宅で暮す高齢者を知っていただきたいと思います。高齢者だからこういう食事とイメージするのではなく、高齢者がどのようなものを好んで食べるのか、どのようなものを購入するのかを、スーパーや惣菜売り場で観察していただくと、日々のメニューの幅も広がるのではないかと思います。
今回のレシピコンテストを機に、学生のみなさんには、これから更に、高齢者の食事についてよく考えていただき、将来に向けて頑張っていただきたいと思います。
日本在宅栄養管理学会 理事長 前田佳予子



今回、学生のみなさんは高齢者の食事を考案するという、今までにあまり経験がないことについて、よく考えてくれたと思います。一つのことを成し遂げるには努力が必要です。その努力が 応募レシピを通してとてもよく伝わってきました。
学生の皆さんに一つだけアドバイスさせていただくとすれば、中には、調べたことや聞いたことをそのまま応募レシピに反映させてしまっているのではないかというものもありました。自分たちが献立を作るということであれば、教科書やホームページ通りの介護食だけではありません。高齢者は、日本食を好まれると思いがちですが、地域によっては西洋料理を好む方や、ボリュームのある食事を好む方、いろいろな方がいます。高齢者食を思い込みで考えるのではなく 実際の高齢者の行動を確認することでいろいろなことに気が付くはずです。
是非、学生のみなさんには、今後、高齢者の生活や食事を実際に見て、より多くを学んでいただき、創造性をもって上手に工夫した、介護食の更なる新しいアイデアを考え出していただくことを期待しています。
学生の皆さんに一つだけアドバイスさせていただくとすれば、中には、調べたことや聞いたことをそのまま応募レシピに反映させてしまっているのではないかというものもありました。自分たちが献立を作るということであれば、教科書やホームページ通りの介護食だけではありません。高齢者は、日本食を好まれると思いがちですが、地域によっては西洋料理を好む方や、ボリュームのある食事を好む方、いろいろな方がいます。高齢者食を思い込みで考えるのではなく 実際の高齢者の行動を確認することでいろいろなことに気が付くはずです。
是非、学生のみなさんには、今後、高齢者の生活や食事を実際に見て、より多くを学んでいただき、創造性をもって上手に工夫した、介護食の更なる新しいアイデアを考え出していただくことを期待しています。
日本在宅栄養管理学会 理事/日本栄養士会 常任理事 田中弥生



今回は、審査を通じて、いろいろなレシピを見させていただきました。学生の方ならではの、すごく独創的で刺激的なアイデアや、夢のあるレシピなどもあり、楽しく審査させていただきました。
しかしながら、実際に毎日在宅の現場に足を運んでいる立場から見ますと、学生の方が考える高齢者の食事と、実際に高齢者が食べている食事に差を感じました。高齢になると味覚が低下するため、あんまりぼんやりした味だと食欲がわかないので、味にパンチを利かせたり、匂いで食欲をそそるなどの工夫も必要です。
学生のみなさんにとっては、今回は、高齢者の食事を考える、いいチャンスだったのではないかと思います。スーパーの惣菜を別のものにアレンジするなど、学生のみなさんならではの先入観にとらわれない新しいアイデアをもって、これからも高齢者の食事について、考えていただきたいと思います。
しかしながら、実際に毎日在宅の現場に足を運んでいる立場から見ますと、学生の方が考える高齢者の食事と、実際に高齢者が食べている食事に差を感じました。高齢になると味覚が低下するため、あんまりぼんやりした味だと食欲がわかないので、味にパンチを利かせたり、匂いで食欲をそそるなどの工夫も必要です。
学生のみなさんにとっては、今回は、高齢者の食事を考える、いいチャンスだったのではないかと思います。スーパーの惣菜を別のものにアレンジするなど、学生のみなさんならではの先入観にとらわれない新しいアイデアをもって、これからも高齢者の食事について、考えていただきたいと思います。
日本在宅栄養管理学会 副理事長 中村育子


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