フードロスの低減
アプローチ
世界では1年間に約13億トンもの食料が廃棄されています*1。これは世界全体で消費のために生産された食料の約3分の1に当たり、農業による生産から家庭での消費に至るフードサプライチェーンの全体で食料の損失や廃棄が起きているといわれています。食資源は限られている一方で、今後世界人口の増加や食品の需要増が見込まれており、フードロスの低減は重要な課題です。
味の素グループは、原料の受け入れからお客様納品までのフードロスと原料の調達からお客様の消費・廃棄までの製品ライフサイクル全体でのフードロスを低減することを目指し、サプライヤーや生活者と連携しながら取り組みを進めています。
具体例
- 原材料の有効活用
- 生活者啓発(持続可能な消費等)
- 流通過程での廃棄削減
関連する機会とリスク(機会 リスク)
- 製造工程での歩留まり向上、返品・製品廃棄の削減の取り組みによるコスト削減
- フードロス低減の取り組み遅延による企業価値毀損
味の素グループの主要な取り組み
- 生産工程のロスの低減
- 需給・生販バランスの最適化、賞味期限延長
- 有用化推進
- サプライヤー、小売、流通との連携推進
- 廃棄削減に役立つ製品開発
- 生活者へのロス削減普及活動
貢献するSDGsのゴール
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フードロス削減率(発生量対生産量原単位)*2
(対2018年度)